今週の写真

2024-07-14

前回熱中症と脳梗塞の見分け方について述べましたが、更にわけのわからない状況になって来ていて医療現場は混乱しているようです。ある患者さんが、熱中症だと思って医療機関へ行ったところ、新型コロナ感染症だったとか、手・足・口病だったとか、最悪の場合、３つの病気に罹っていたなんてことも…。今、新型コロナウイルス感染症と手・足・口病ウイルス感染症の患者が全国で急激に増加しています。コロナは５類に移行してから１年以上経過していて､次第に終息していくものと思いきや、中々しぶとく立ち回っています。特に沖縄では、熱中症、コロナ、手・足・口病に加えてＲＳウイルス、マイコプラズマなどの患者さんが増え医療現場がひっ迫しているようです。コロナの患者さんに関しては入院患者数が全国的に急激に増えてきているようです。現在、１週間で約４万人が新たに新型コロナを発症していて、そのうち入院を要するのはごく一部で、約２，３００人だそうです。コロナの場合は時間差で「免疫性肺炎」というのを引き起こすらしい！免疫性肺炎とは、時間とともにウイルス量が減少してきてほとんどの方は大抵３日～７日でコロナによる症状が良くなってくるのにその後に肺炎が酷くなるといったケースです。これは自分自身の免疫が過剰に反応して悪化すると言われていて「免疫性肺炎」というらしいです。熱中症にしろ、ウイルス性の発熱にしろ、罹ったかなと思ったら早目の医療機関受診と安静が大切であり、さらには罹らないようご自身で気をつけることが最も肝要だと思います。

それでは今週も当院で写真を撮った子たちの写真を掲載します｡写真を撮った方は是非お家のわんちゃんねこちゃんを探してみて下さい。

７月８日（月）