今週の写真
平成6年は,高松地方気象台102年間の観測のなかで,最も少ない降雨記録を出した年です.この年は四国全体の降水量が少なく,四国の「水がめ」といわれる早明浦(さめうら)ダムの貯水量がいちじるしく低下し,取水制限を余儀なくせざるを得ない状況に陥りました。平成6年(1994年)の大干ばつは戦後最悪の「水不足」を香川県民にもたらしました.6月29日に始まった香川用水の取水制限は11月14日の終息までに9回におよび,実に139日を記録しました.私自身も早明浦ダム枯渇のニュースを聞いた後、香川の友人にペットボトルを贈ったのを記憶しています。しかし、この香川を襲った渇水はその後香川だけにとどまらず、西日本各地に波及していきました。我がふるさと愛媛でもまず石手ダムが枯渇し、ついで玉川ダムも枯渇して今治も取水制限が7・8月の暑い時期に始まり市民の生活に少なからず影響がでました。当時犬のシャンプーも予め貯めておいた盥の水を使用して洗っていたのを覚えています。さてさて、今年も西日本を中心に渇水が深刻化しています。一昨日のテレビのニュースで大洲の鹿野川ダムがこの秋は雨が少なかったため、水不足で本ダムの底がむき出しとなったと言っていました。22日現在の貯水率は0%で、この状態が今月1日から続いているという。今年は夏から秋を通り越し、一気に冬になった印象が強く、台風も極端に少なく、秋雨前線による雨も、西日本ではほとんど降っていないことが原因のようです。その影響は農産物の生育に計り知れない影響が出るそうです。一刻も早く適度の雨が降って水不足を解消されることを臨むばかりです!
それでは今週も当院で写真を撮った子たちの写真を掲載します。 写真を撮った方は是非お家のわんちゃんねこちゃんを探してみて下さい。
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