今週の写真
今週はお盆があり、終戦記念日がありました。終戦が近くなるとＮＨＫでは連日戦争に関する情報をドキュメント形式などを通じて放映していました。それを夜なべしてついつい見てしまう訳ですが、色々なことを考えさせられる放送映像です。例えば1942年㋅5日に始まった海軍の「ミッドウエーの戦い」や陸軍のビルマ絶望の戦い」などです。ミッドウエーの戦いでは日本海軍の第一機動部隊は壊滅的な損害を被るわけですが、部隊を率いっていた司令官の南雲中将は自分の完璧なる判断ミスで負けてしまったにもかかわらず、責任を取らずにまた別の司令官に返り咲くのです。この司令官は専門は水雷戦術であり航空戦術は明るいわけではないけれど、いきなり第１機動部隊司令官に抜擢されたようです。その要因は年功序列だそうです。一方陸軍では史上最大の無謀な作戦であるインパール作戦（将兵3万人以上が路肩で戦死）を実施したのは牟田口司令官でした。多くの参謀が無謀な作戦だからやめるべきだと進言したにもかかわらず自身の信念を押し通した。しかし大失敗に作戦が終わったのにもかかわらず、上層部はその責任を不問にしました。このインパール作戦には続きがありました。今回放映されたビルマの戦いです。インパールから九死に１生を得て生きながらえてきた将兵に対し、ビルマ戦線を死守しろと言って命令だけを発し、とんずらした木村司令官、司令官がいなくなったビルマ戦線に取り残された将兵と民間人、こんな理不尽な作戦追行があるのでしょうか？私はこのＮＨＫの映像を見ながら今最大の脅威となっているコロナ感染症の対策を担っている分科会のメンバーの面々、いわゆる昔でいう司令官がコロナ対策に何度も失敗をしているのにも関わらず責任を不問にして、同じメンバーで居続けているのには違和感を感じないわけにはいきません。
それでは今週も里親募集の欄をお借りして当院で写真を撮った子たちの写真を掲載します｡ 写真を撮った方は是非お家のわんちゃんねこちゃんを探してみて下さい。
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