今週の写真
21日夜のニュースで【鳥インフル初の人感染 露】という見出しがでていました。この見出しを見ても一般の人は何のことやらさっぱりわからないかも知れません。なのでもう少しわかり易く説明しょうと思います。以前にもこの欄で述べさせて頂いたことがありますが、インフルエンザウイルスにはA、B,C,D型の4つの種類が存在します。D型は牛や豚だけに感染します。C型は小児だけ、病原性は弱く普通の風邪引きに近い。B型は人だけで流行しますが、変異することがなくあまり問題になりません。A型インフルエンザは人・鶏・豚などに感染しますが、もともと水鳥が持っていたウイルスが人に感染し、人から人へと次々に移していきます。このウイルスの厄介なところはその時々において突然変異を引き起こし強毒株になることです。新しいウイルス株が出てきた時にそのウイルスを新型インフルエンザと呼んでいます。スペイン風邪などがそうです。その強毒株の型としては、H1N1(ソ連型),H2N2(アジア型),H3N2(香港型)、H1N1(2009)の4つが知られています。一方、水鳥が持っていたウイルスが野鳥などを介して家禽に感染し次から次へと移していく過程でやはり突然変異が起こり強毒株になったものを高病原性鳥インフルエンザと言います。その強毒株の型としてはH5N1,H7N9などが知られています。この二つの強毒株は過去において人へも感染致しました。ここで冒頭のみだしに戻ります。日本では11月5日の香川県で発生してから瞬く間に全国に感染が広がり約15県、400万羽以上が殺処分されましたが、そのウイルス株はH5N8型で鳥から鳥へと移るけど人には感染は起こらないと言われてきました。しかし、ついにロシアにおいて鳥インフルエンザが人に感染したことが確認され、幸いなことに人の症状は軽いというニュースだったということです!
それでは今週も里親募集の欄をお借りして当院で写真を撮った子たちの写真を掲載します。
写真を撮った方は是非お家のわんちゃんねこちゃんを探してみて下さい。
掲載をご希望されない方は、お手数ですが当院までご連絡下さい。(TEL0898-32-6054)
飼い主様が一緒に写っている写真は、飼い主様のご希望がなければ掲載を控えさせて頂いております.
2月22日
2月24日
2月25日
2月26日
2月27日