今週の写真
go to キャンペーンは賛否両論あって様々な議論の末行うことに決定したようです。ただし東京都を除いて。新型コロナ感染予防対策としての緊急事態宣言、休業要請、移動自粛を約2カ月間実施した結果、新規感染者数は減少、病院自体の空きベッド数も余裕が生まれ、国民のほとんどの人が一安心したのもつかの間、休業要請が解除されるとまた新規感染者が増加してきました。人が移動すると人から人へとウイルスは拡散していくことを物語っています。そこへ今回のgo to キャンペーンで旅行の奨励ですが、感染数がさらに増加した場合は何か良いアイデアはあるのでしょうか?また、休業要請ですか?
私は新型コロナに対する最善の対策は、PCR検査を拡充して陽性者をあぶり出し、徹底した隔離体制を確立することだと思っています。専門者会議が提唱したクラスター対策は一定の効果があったのかも知れませんが、クラスター対策と同時にPCR検査の拡充に予算をつぎ込むべきでした。日本で初めての感染者が出た1月16日以降、韓国のようにPCR検査の拡充に力を入れて、陽性者は、無症状及び軽度なら即隔離、中等度及び重症なら病院で治療ということにして徹底すれば感染者を減らせたと思います。また、PCR検査もドライブスルー及びウォーキングスルー方式にしなければ検査数を増やすことができません。東京では現在1日4000件に検査数が増えてきて将来1万件の検査体制にする予定だと述べていますが、韓国では3月の時点で1日約2万件の検査を行っていました。いかに日本は遅れているかということです。PCR検査の拡充の重要性については山梨大学の島田学長が『PCR検査数が少ないのは日本の恥だ』と訴えています。また隔離政策も同時に重要です。横浜で寄稿していたダイヤモンドプリンセス号に乗船していた乗客がPCR検査を受け陰性だったからお帰り下さいと言って三々五々公共機関を使って自宅に帰ったことも間違いです。PCR検査の結果は100%正確な検査ではありませんし、帰宅する日の数日前に感染していたなら陰性ということもありますし、感染を広げる可能性があるのならば、専用車で自宅まで送りその後は徹底した隔離を要請するべきでした。ベトナムは新型コロナの対策が上手く行っている国のひとつですが、44万人の隔離を断行したと聞いています。台湾やニュージランドも対策が上手く行っている国ですが。この2国はいずれも強力なリーダーシップをとるリーダーがいたということが大きな要因でしょう。どちらの国も日本と同じく島国です。大陸の国々に比較して感染症の対策がやり易いのは同じだと思いますので、是非日本もコロナ対策を推し進め、軌道に乗り安心した日々が早く来るようにと祈っています。
それでは今週も里親募集の欄をお借りして当院で写真を撮った子たちの写真を掲載します。
写真を撮った方は是非お家のわんちゃんねこちゃんを探してみて下さい。
掲載をご希望されない方は、お手数ですが当院までご連絡下さい。(TEL0898-32-6054)
飼い主様が一緒に写っている写真は、飼い主様のご希望がなければ掲載を控えさせて頂いております。
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