愛媛県今治市の動物病院 善診堂

犬のアトピー性皮膚炎の治療薬としてはステロイド、免疫抑制剤、抗ヒスタミン剤の３種類が主な治療薬でした。

また、他にはインターフェロン療法、漢方薬、腸内細菌を整えるプロバイオティクス療法、オゾン療法などがあります。

日常の痒みから生じる行動パターンは愛犬だけでなくご家族皆様のストレスにも影響して参ります。特にステロイドは長期に使用しますと様々な副作用が生じることが知られていて注意しながら使用する必要がありました。

しかし今回、画期的な次世代治療薬アポキル錠が発売され、その効果はステロイドに匹敵するものであり、副作用も軽度とのことです。今や犬アトピー性皮膚炎は皮膚病全体の１０％以上を占めると言われています。痒みをコントロールすることにより、わんちゃんとそのご家族が快適な生活をおくれるということは私達にとっても大変幸せなことだと思います。