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梅雨が明けて本格的な猛暑到来です。甲子園の地区大会もいよいよ佳境に入って参りました。来月になると早々おんまく祭りが始まります。おんまくと言えば豪華な花火大会が楽しみですよね!コロナで3年ほど開催できませんでしたが、去年は運よく豪華絢爛な花火をみることができました。しかしこの花火の音を嫌がるわんこ様も多数いることも事実です、また、この時期は雷が多くなる季節です。この時期には入道雲いわゆる雷を発生させる積乱雲が急速に発達して、あの恐ろしい音を奏でることがあります。雷や花火の音を怖がる犬に対してはどのように対応してあげるのがよいのでしょうか。 その前に、なぜ犬は雷や花火の音を怖がるのでしょう?音だけではなく急に光る見慣れない光線にも怖がっているかも知れません。われわれ人間でも急に大きな音や強い光を感じると怖がりますよね!このことは動物が生まれつき持っている自然界の防御反応=いわゆる本能であるといえるでしょう!雷や花火の大きな音に対して犬はパニックを起こす可能性があります。犬がパニックを起こすとリードや首輪が外れた状態で自宅から突然逃走するなど、交通事故やケガにつながる可能性があります。 また、パニックによって犬の心拍数や血圧、呼吸回数が変動するため、心疾患や呼吸器疾患のある子は体に負担がかかる場合がありますし、発作持ちの子の場合は雷をきっかけに発作を起こすことも考えられます。そのため、雷の予報があるときや花火大会のときには犬の行動に注意しなければなりませんが、その場合の対処法は?①まずは人が落ち着くこと。雷や花火の音が聞こえるようであれば飼い主さんはいつもと同じように愛犬の側にいてあげるようにしましょう!落ち着いた声で愛犬に話しかけて身体を優しく撫でてあげてください。②愛犬が落ち着ける場所を作る。愛犬が雷や花火の音を怖がっているときには、安全と気持ちの落ち着きを第一に考え、普段から慣らしておいたクレートに誘導し、毛布や厚手のタオルなどでクレートの周りを覆って愛犬が落ち着ける場所を作ってあげてください。③雷や花火の音を流して徐々にならしておく。日々の生活のなかで愛犬が雷や花火の音を怖がらないようにするためには、録音された音を小さい音で流しながらおやつを与えたり、大丈夫だよと優しく声をかけるなどの対応をしながら、雷や花火の音を徐々に大きくして慣らす方法もあります。 ④動物病院で薬を処方してもらう。雷や花火の大きな音にどうしても馴染めない愛犬にはあらかじめ鎮静薬などのお薬を動物病院で処方して頂き、前もって飲ませて置くと良いでしょう!
それでは今週も当院で写真を撮った子たちの写真を掲載します。 写真を撮った方は是非お家のわんちゃんねこちゃんを探してみて下さい。
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