今週の写真
5月に入り、神奈川県内の海岸で毒クラゲのカツオノカンムリやカツオノエボシの漂着情報が届き始めています。毒クラゲは死んでも触手が反応するため、専門家は触れないよう注意を呼びかけています。1日夕、横浜市金沢区の「海の公園」の海岸に、体長5センチほどの数百匹の青い物体が打ち上げられているのが見つかりました。管理センターによると、その多くがカツオノカンムリと呼ばれる毒クラゲでした。県水産課によると、5月に入り、海の公園以外にも葉山町の一色海岸、逗子市の逗子海岸、鎌倉市の海岸でもカツオノエボシやカツオノカンムリが漂着しているとの情報が計4件寄せられています。カツオノエボシに刺されると、電気ショックを受けたような痛みがあり、アナフィラキシー(激しいアレルギー反応)で死亡することもあるそうです。 新江ノ島水族館(藤沢市)でクラゲの飼育の担当者さんによると、二つの毒クラゲは外洋の生物だが、南風が吹きやすい春から夏にかけて県内の海岸への漂着が目立つそうです。カツオノエボシは幅5~10センチで長い触手を持ち、カツオノカンムリは楕円(だえん)形で幅10センチ程度が多いそうです。いずれも青みがかっており、死んでいても触れると触手が反応するため、小さな子どもなどは注意が必要ということのようです。
また、愛媛県宇和島市津島町の田之浜地区において、ヒョウモンダコが目撃されました。南予地方局水産課では、管内の市町、漁業協同組合等の関係機関に注 意を促しました。このタコはそもそも沖縄などの熱帯、亜熱帯の岩礁やサ ンゴ礁に生息している生き物ですが、近年、宇和海においても目撃情報が増えてお り、県では注意を呼び掛けています。 大きさは最大 10 ㎝ほどの小型のタコですが、フグと同じ強い毒(テトロ ドトキシン)を持ち、咬まれたり、食べると非常に危険であることから、 もし見つけても不用意に触ったり、食しないよう注意が必要です。温暖化現象で地球環境は益々悪くなっていっているのでしょうね!
それでは今週も里親募集の欄をお借りして当院で写真を撮った子たちの写真を掲載します。 写真を撮った方は是非お家のわんちゃんねこちゃんを探してみて下さい。
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