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抗加齢専門医の天野さんという方が老化を早める食べ物について解説されていました。沢山ある食べ物のうちの 体の中に炎症を起こしてしまう食べ物を3つ紹介されています。 ①赤身肉 :赤身肉とは具体的には牛肉と豚肉だそうです。お肉を食べたいときは鶏肉がいいとのことです。②加工肉:加工肉とはベーコンやソーセージだそうです。③過剰な乳製品 ・砂糖入りの飲料: 過剰な乳製品とは具体的には牛乳やヨーグルトだそうです。過剰に乳製品を摂ると消化がうまくできなくなって、慢性炎症が引き起こされると考えられているそうです。乳製品を摂る場合は、牛乳やヨーグルトではなく、納豆やキムチのような発酵食品を食べるのがいいそうです。 発酵食品がいいという理由は、 発酵食品を摂ると腸内環境が良くなって、その結果炎症が治まると言われていて、がんにもなりにくいと言われています。同じような大豆食品でも豆腐と納豆は効果が違っていて、豆腐もいいのですが、納豆はさらにその上のパワーがあるとのことです。次に砂糖入りの飲料というのは、具体的にはコーラなどの炭酸飲料やエナジードリンクなどのことで、過剰な砂糖が入っている飲料は、摂ると血糖スパイクが上がってしまい慢性炎症を引き起こすといわれているそうです。なので砂糖入りの飲料は避けて水やお茶を飲む方が良いようです。 甘いものってたくさん取りすぎていると糖質依存症に陥るケースがあり、程々が良いとのことです。果物についても取りすぎは良くないとのこと、ただし果物ジュースと果物は別物と考えていなければいけないようです。果物ジュースというのは血糖値の上がりスピードがとても速いけど、果物は食物繊維が入っているので、血糖値の上がりがそんなに高くない。なので果物自身を取る方がずっと良いそうです。たとえ 果汁100%ジュースだとしても果汁100%ジュースは果物本来の食物繊維がなくなっているので、血糖値の上昇が早くなり、身体に悪影響を与えてしまいます。果物ジュースは果物ではありません。極論をいうと野菜ジュースはコーラと同じ分類になるそうなので果物ジュースの取り過ぎには皆さん気をつけましょう! 逆に老化しないために食べたほうがいい食べ物というのは?①ビタミンCが多く入っている野菜や果物 ②ポリフェノールが多く入っているカカオや抹茶 ③オメガⅢ脂肪酸が多く入っている魚 。 ビタミンCはパプリカやブロッコリーなどの野菜に多く含まれています。ただし注意してほしいことは、ビタミンCは水溶性ビタミンで水に溶けてしまうので、生のまま食べるのもいいのだけれど焼いて食べるほうが得策のようです。ポリフェノールには抗酸化作用があり、炎症・慢性炎症を抑えてくれる作用があります。ポリフェノールが多く含まれている食品はブルーベリーやチェリー、緑茶、抹茶、チョコレート、カカオ、リンゴ、赤ワインなどです。ベリー系の果物にとって、成長過程で太陽(紫外線)は良くないのです。紫外線に対して植物を守ってくれるのがポリフェノールです。それを食べることによって我々は恩恵を受けることができます。 オメガⅢ脂肪酸も老化予防には欠かせません。 脂肪酸というのは大きく飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2つに分けられますが、飽和脂肪酸は動物の肉に入っている脂肪酸です。バターやラードなど塊のような飽和脂肪酸は、コレステロールを上げるなど健康に良くないことがわかっています。反対にオメガⅢとオメガⅥに分かれていて、特に魚に入っているオメガⅢ脂肪酸というのは、健康に良い影響を与えると考えられており、慢性炎症を下げることにも役立つとされています。
それでは今週も里親募集の欄をお借りして当院で写真を撮った子たちの写真を掲載します。 写真を撮った方は是非お家のわんちゃんねこちゃんを探してみて下さい。
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