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2023-01-29

本日悪いニュースがありました。(私自身にとってはなのですが・・・）カナダ薬物使用・依存症センターによるとアルコール摂取に関する近年の研究で「年齢、性別、民族、アルコール耐性、生活習慣に関係なく、飲酒は全ての人にダメージを与える」ということが分かったために「もし飲酒するなら、量を減らすのが好ましい」と結論付けました。新指針では、飲酒によるリスクを、1週間当たりの消費量別に▽0杯▽1～2杯▽3～6杯▽7杯以上の4段階に分類。0杯は「リスクなし」で、妊娠中では「唯一の安全な選択肢」だということです。1～2杯は「低リスク」で、「アルコールの影響を避けられそうだ」と指摘。「中リスク」の3～6杯は乳がんや結腸がんなどを発症する危険性が高まるという。7杯以上は「高リスク」で、心疾患や脳卒中の恐れが1杯多く飲むごとに高まると警鐘を鳴らしています。1杯を、ビール（アルコール度数5％）で341ミリリットル、ワイン（同12％）で142ミリリットル、蒸留酒（同40％）で43ミリリットルと定義しています。ちなみに体によくない6つの危険なお酒の飲み方を記載しますと①一気飲み：お酒を一気飲みすると、短時間で血中のアルコール濃度が上がり、肝臓がアルコールの処理を行う限界量を超える可能性があり、急性アルコール中毒などを引き起こしたりして、また場合によっては死に至る危険性も高まりますので、一気飲みは、要注意です。②ちゃんぽん：最初はビールで乾杯をしたのに、次はハイボール、最後は日本酒などついつい、いくつもの種類のお酒をちゃんぽんしてしまうことがありますが、いつの間にか体のアルコール処理能力を超える酒量を飲んでしまうことになり、悪酔いや二日酔いを招きかねないので要注意です。③寝酒：「飲み会の後に飲み足りないから、寝る前にもう少し…」「今日はちょっと寝つきが悪いから…」そんな事を考えて睡眠直前にお酒を飲むと、睡眠障害の原因にもなり、うつ病発症のリスクも高めてしまう危険性さえあるので要注意です。④空腹で飲む：空腹状態でいきなりお酒を飲むと、胃腸にアルコールがとどまる時間が短くなり、悪酔いを招きやすくなります。また、空きっ腹に炭酸系のお酒を飲むと、血中のアルコール濃度が急激に上がり、酔いがまわりやすくなるので要注意です。⑤吐くまで飲む：楽しくお酒を飲んでいたのに、急に吐き気を催すのは、血中のアルコール濃度の急上昇を体が察知したことによる、自己防衛反応です。そもそも嘔吐を招くほどの大量飲酒をすること自体が、体にはよくない飲み方なのです。⑥飲酒後のお風呂：飲み会のあと帰宅して酔ってしまったので、「お風呂で汗をかいてお酒を抜くぞ!」と、飲酒後に入浴する人がいます。アルコールは、一時的に血圧を下げる作用があるため、飲酒に加えて寒い時期の入浴は、ヒートショック（気温変化による血圧の急低下）のリスクが高まります。どうしても汗を流したい場合は、ぬるめのシャワーをサッと浴びるだけにするのが良いようです。また、お酒を抜こうと、サウナに入る人もいます。これも脱水症状を誘発する危険な行為なので、要注意です。

それでは今週も里親募集の欄をお借りして当院で写真を撮った子たちの写真を掲載します｡写真を撮った方は是非お家のわんちゃんねこちゃんを探してみて下さい。

１月２３日（月）