今週の写真
グリーンランドは、北大西洋に位置する世界最大の島。その面積はなんと日本の約6倍に匹敵する大きさです。国土の2/3は北極圏に含まれることから、一年を通して島の大部分が分厚い雪と氷に覆われています。80%以上が雪と氷なので、人間の居住地は「フィヨルド」と呼ばれる沿岸地域に限定されています。グリーンランドはよく「国」と勘違いされがちですが、実際はデンマーク領。ただし、本土とは独立した「自治政府」が国を取り仕切っているためデンマークが内政に干渉することはほとんどありません。雪と氷の国グリーンランドの最大の魅力は、幻想的に揺らめく巨大な光のカーテンです。思わず息をのむほどの美しさ。この世にも美しいこのオーロラを一目見ようと、世界各国から観光客が集まることでも有名です。世界中でこのオーロラが最も美しく見える場所の1つとしても知られています。標高3000メートルを超すグリーンランドの山頂で、14日に降雨が観測されました。しかしそれは雪ではなく雨だったのです。このことはグリーンランドでは、観測史上初めてのことでした。 米国立雪氷データセンターによると、降雨量は1950年に記録を取り始めて以来、最も多く、15日に失われた氷の質量は平年の1日平均の7倍に上ったそうです。 米国立雪氷データセンターの研究員は、この現象はグリーンランドの温暖化が急速に進んでいる証しだと述べ、「これは単純に気候パターンが変動する中で10年か20年温かさが続くといった現象ではない」「前代未聞だ」と指摘しました。皆さん最近の世界の気候変化を思いだしてみて下さい。 ドイツ・ベルギーでの大規模洪水被害はつい先月に起こったばかりです。この時メディアは100年に一度の大雨が降ったと言っていました。同月に中国四川省では洪水被害により12万人が避難を余儀なくさせられました。この時にもメディアは100年に一度の大雨と言っていました。さて日本はというと8月だというのに梅雨前線が居座り連日大雨を降らしました。この時はさすがに100年に一度とは言わなかったけれど、今までに経験したことのない大雨だと気象庁は言っていました。ギリシャ・トルコでの火災、またポルトガルからフランス、さらにモンテネグロ……。欧州、そして世界各地で激しい山火事が燃え広がっています。地球環境破壊はどんどん進んでいます。人類を滅ぼしてします原発になんか現を抜かしている場合ではありません。一刻も早く再生エネルギーの活用に舵を切ってこれ以上地球を気遣う心を大切にして頂きたいものです!
それでは今週も里親募集の欄をお借りして当院で写真を撮った子たちの写真を掲載します。
写真を撮った方は是非お家のわんちゃんねこちゃんを探してみて下さい。
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