今週の写真
地球のCO2濃度が上昇すると気温が上がる、今では誰もが知っている常識です。では誰が発見したのかを知っている人は少ないのではないでしょうか?アレニウスというスウェ―デンのノーベル賞を取得した学者です。しかも1800年の後半には提唱していたというから驚きです。アレニウスは、CO2 が半減すると気温が4℃から5℃下がり、CO2 が倍増すると気温が5℃から6℃上がるとしました。彼はCO2 が倍増するのに約3000年かかるとしましたが、今では21世紀中に倍増するという見方が一般的です。欧州西部(ドイツとベルギー)を襲った洪水で、死者は180人、行方不明者が1000人以上に上るということです。中国河南省で発生した洪水は地下鉄の乗客までも呑み込み、死者は30人以上、避難者は50万人を上回っています。1000年に一度の大雨とメディアは捉えていますが、本当のところこれからは頻繁に大きな洪水が起こるのではと危惧いたします。
一方米国アラスカ州にあるデナリ国立公園・自然保護区は、アラスカを代表する面積2万4000平方キロの自然豊かな地域で、毎年60万人の旅行者が訪れる。 ちなみに道後温泉宿泊者数は約60万人。 デナリ国立公園の多くが永久凍土に覆われているが、地球温暖化が進むにつれ融解が進んでいます。永久凍土とは、2年以上にわたって0℃以下が続く地盤のことで、季節によって凍結と融解を繰り返す「活動層」の下に、永久凍土層があります。 この永久凍土層のうち、地表に近い部分の凍土は、1950年代にはデナリの75%を覆っていたが、2000年代には約50%になり、2050年代にはわずか6%まで縮小すると予測されています。 シベリアの永久凍土も加速度的に減少していますし、人類は早々に真剣にこの問題に対して取り組まなければ輝かしい未来は消失することになるでしょう!
いわく付きのオリンピックが始まりました。始まったからにはアスリートの皆さんを心より応援したいものです。
それでは今週も里親募集の欄をお借りして当院で写真を撮った子たちの写真を掲載します。
写真を撮った方は是非お家のわんちゃんねこちゃんを探してみて下さい。
7月19日
7月20日
7月24日